弁護士の選び方

私が当事務所を開設した2013年1月と比べて、現在では、千葉県内においてもさらに多くの法律事務所が開設され、また、法律事務所のテレビCMを目にすることも珍しいことではなくなってきています。従来に比べ、法律事務所は、皆様が生活するにあたって、ますます身近な存在になってきていると考えます。

ところで、法律事務所や弁護士を選ぶ皆様の基準は何でしょうか。

自宅や職場に地理的に近い法律事務所でしょうか。

弁護士の人数が多い法律事務所でしょうか。

法人というイメージから、個人事務所よりも弁護士法人の方がよいでしょうか。

弁護士費用を比較して、一番安い弁護士を選ぶべきでしょうか。

それとも、テレビ局やインターネット広告に多額の金銭を費やしている、法律事務所でしょうか。

このように弁護士を選ぶ基準は様々です。しかし、私は、皆様のトラブルをきちんと解決するという観点で考えるのであれば、これまで述べてきた基準は、いずれも間違いであると考えます。

後で述べるとおり、これらの基準は、現実とは異なり、弁護士一人一人の力量や考え方が均一であることを前提としているためです。

私は、弁護士として最も大事なことは、皆様の抱えているトラブルをどれだけ皆様にとって有利に解決するかということであると考えます。

その目的からは、以下の点が重要です。

・皆様が実際に弁護士と会って、その弁護士のものの考え方や、その弁護士の反応や態度に共感できるかどうか確認すること

・ご自身のトラブルを解決するために、この弁護士にすべてを委ねてもよいと思うことができること

弁護士は、一人ひとりの個性が強く考え方もそれぞれで異なります。弁護士であれば誰でも同じという考えは間違えています。

例えば、法律相談に関する人気テレビ番組においても、同じ事案であっても、弁護士によって全く逆の結論が示されることもよくあります。

もっとも、結論が逆でも、一方の弁護士が正しくて、反対の弁護士が間違えているとも言い切れません。結局、どちらが正しいかという結論を決めるのは、弁護士ではなく、裁判官です。要は、弁護士の仕事とは、自らの考える結論(依頼者の目的)を支持してもらえるよう、裁判官を説得することです。ここに各弁護士の力量の差がはっきりと表れます。

実際、この弁護士間の力量の差により、本来得られるべき利益が確保されなかったということもよくあります。それだけ、各弁護士の違いを認識し、それを見極めることが重要なのです。

この力量の差というのは、依頼をされるお客様の目に触れるところには出てきません。法律事務所のホームページをみてもわかりません。これは、お客様がご自身で判断する必要があります。

実際に弁護士に会ってみて、ご自身の抱えているトラブルを本当に解決することができる能力があるかどうか見極めてください。

私が、ここまで言及するのは、当事務所が、この力量の点についても自信を有しているからです。