概要
交通事故により、依頼者の母が死亡。加害者に対する損害賠償請求と遺産分割協議をする必要があったものの、相続人である父親が認知症のため判断能力がなく、会話等が不可能だったため、依頼者が家庭裁判所に後見開始の審判申立をし、弁護士が父の成年後見人に就任した。
就任後
自身で意思表示をする必要がある法律問題を認知症の方が抱えたことを契機に、この問題を解決するため、成年後見人に就任することが多いです。また、本件では、成年被後見人が賃貸アパートのオーナーだったため、私が、賃料未払の借主へ未払賃料の請求や明渡し交渉も行いました。